北朝鮮の核兵器、開発費は国民1年半分の食糧に相当―韓国メディア

Record China    2016年1月8日(金) 17時0分

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7日、北朝鮮が核兵器開発に費やした費用は国民1年半分の食糧に相当する。

2016年1月7日、韓国・聯合ニュースによると、2012年における韓国国防部の統計資料から、北朝鮮が核兵器開発に費やした費用は11〜15億ドル(約1320〜1800億円)に上るとみられる。中国網が伝えた。

具体的には、寧辺の核物質生産工場や核廃棄物処理施設、原子炉などの関連施設の建設に6〜7億ドル(約720〜840億円)かけられているほか、ウラン濃縮に使用する遠心分離機などの施設に2〜4億ドル(約240〜480億円)、核兵器開発とその実験に1億6000万〜2億3000万ドル(約192〜276億円)、核融合に関する基礎研究に1〜2億ドル(約120〜240億円)かけられている。

当時のトウモロコシ価格で換算すると、これら核開発に費やした費用は北朝鮮国民の1年〜1年半分の食糧に相当する。しかも、これには2013年に行われた3回目の核実験と今回の4回目の実験にかかった費用は含まれておらず、この2回の実験費も含めると、さらに高額となる。

北朝鮮の2014年の名目国内総生産(GDP)は33兆9494億ウォン(約3兆3900億円)。北朝鮮政府は6日、核実験を継続することを宣言しており、国際社会から非難されている。(翻訳・編集/岡田)

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