2016年1月6日、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で、日本の駒澤大学の受験生に対する応援メッセージが書かれたポスター紹介され、話題になっている。

そのメッセージは、「徹夜で書いたレポートが再提出になった。サークルで団体戦のメンバーから外れた。好きな人ができたと彼女に言われた。今日はいい日だ。また、新しい自分にチャレンジできる。成長しかない4年間」というもの。

これに中国のネットユーザーからは、「ひでぇ」「学校が考えることって…」「死にたくなった」「『新しい自分にチャレンジ』の前につぶれる」といったコメントが寄せられる一方、「なるほど、確かにその通り」「こういうのこそ素晴らしいキャッチコピー」「こういう目に遭いたくなければ、4年間成長し続けるしかないってこと」と前向きにとらえるコメントもみられた。

このポスターは、マイナスの出来事をプラスにとらえようという意図は分かるものの、「マイナスが重すぎる」「ブラックすぎる」と日本のネットでも話題になったもの。大学側はそれも承知で目を引くコピーを載せているのかもしれないが、打たれ弱い人なら心が折れてしまうのではないだろうか。（翻訳・編集/北田）