17人死亡のバス放火事件、容疑者の男には日本で働いた過去も―中国メディア

Record China    2016年1月6日(水) 13時20分

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6日、中国のポータルサイト・新浪に掲載された記事によると、中国寧夏回族自治区銀川市で路線バスに放火した容疑者が大学で学び、その後、日本で研修生として働いた経験があることが分かった。

2016年1月6日、中国のポータルサイト・新浪に掲載された記事によると、中国寧夏回族自治区銀川市で路線バスに放火した馬永平(マー・ヨンピン)容疑者が大学で学び、その後、日本で研修生として働いた経験があることが分かった。

5日午前7時ごろ、馬容疑者は乗っていた同市内の路線バスに火を放ち、自身は逃走。建設中のビルに立てこもったが、その後、警察の説得に応じて投降し、逮捕された。馬容疑者が放火したバスは炎上し、乗っていた17人が死亡、30人以上が負傷した。

馬容疑者は大学で学び、その後、日本で研修生として働いた経験があったという。馬容疑者は雇用先の会社に30万元(約570万円)の未払い給料の支払いを求めており、先日には「焼身自殺をする」と脅迫したとして10日間拘留されていた。昨年の12月31日に遺書らしき手紙を残して家を離れ、5日後に凶行に及んだとみられている。

ネットユーザーからは、「何があろうと罪のない他人を巻き込むなど、許されることではない」といった批判の声がある一方、「なぜ賃金が支払われなかったか、これも悲劇の原因だ。犯人を恨むのはよいが、人を犯罪へと走らせた温床についてもよく考えなければならない」「殺人については彼自身が責任を取るべきだが、彼が焼身自殺を図ろうとした時、なぜ彼の境遇について考えてやれなかったのだ」など、犯罪が起きた根底にある問題に目を向けるよう促すコメントも数多く寄せられている。(翻訳・編集/北田

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