中国外交部、サウジとイランの関係悪化事態を強く注視―中国メディア

Record China    2016年1月5日(火) 20時20分

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4日、中国外交部の華春瑩報道官はサウジアラビアとイランの関係が悪化したことについて、「中国側は事態の推移を強く注視しており、この件が地域の摩擦を激化する恐れを懸念している」と表明した。

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2016年1月5日、人民網によると、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は4日の定例記者会見で、サウジアラビアとイランの関係が悪化したことについて「中国側は事態の推移を強く注視しており、この件が地域の摩擦を激化する恐れを懸念している」と表明した。

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華報道官は「われわれは関係各国がテロ対策問題で意思疎通を強化し、合力を形成することを希望する」「外交人員・機関の安全と尊厳の確保も求める」と述べた。

サウジアラビアは2日、テロに関与した罪でシーア派の高位聖職者ニムル師を含む47人に死刑を執行した。2日夜、イランのデモ隊は在イラン・サウジアラビア大使館に押しかけ、ドアや窓を壊し、建物の一部に放火した。サウジアラビアは3日、イランとの国交断絶を発表した。

華報道官は「関係国が冷静さと自制を保ち、対話と協議を通じて溝を適切に解決し、地域の平和と安定を共同で維持することを希望する」と表明した。(提供/人民網日本語版・翻訳/NA・編集/武藤)

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