ハーバード大教授が日韓合意で日本批判「心からの謝罪ではない」=韓国ネット「ぜひ韓国の大統領に」「慰安婦問題で妥結はありえない」

Record China    2016年1月6日(水) 4時10分

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4日、日韓両国が慰安婦問題で合意した中、「慰安婦犯罪は歴史の教訓として永遠に記憶されるべきであり、安倍首相の謝罪は心からの謝罪ではなく、『地政学的』謝罪だ」とする米学者の指摘が韓国で関心を集めている。資料写真。

2016年1月4日、韓国・ニューシスによると、日韓両国が慰安婦問題で合意した中、「慰安婦犯罪は歴史の教訓として永遠に記憶されるべきであり、安倍首相の謝罪は心からの謝罪ではなく、『地政学的』謝罪だ」とする米学者の指摘が韓国で関心を集めている。

ハーバード大学のノア・フェルドマン教授は日韓合意直後の12月28にブルームバーグに掲載したコラム「謝罪は韓国慰安婦のための正義ではない」で、「日本政府の謝罪は感情の変化に伴うものではなく、中国の台頭による日本と韓国の相互防衛の必要性のために出てきた」と指摘した。さらに、「今回の合意は、謝罪と拠出金だけについてではなく、韓国が慰安婦問題を終え、今後は再び問題を提起しないとの約束が前提になった」とし、今回の合意に付けられた「オプション」にも注目した。

同教授は、ハーバード大学とイェール大学大学院を卒業し、オックスフォード大学で「イスラム思想」で博士号を受けた中東の専門家。憲法学に精通した国際法の専門家で、ニューヨーク・タイムズとブルームバーグのコラムニストとして活動している。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「イスラム思想で博士号を受けた中東の専門家が、なぜこの問題にコメントしているんだ?」

「外国人からも指摘されるように、韓国のやっていることは本当に恥ずかしい。李明博(イ・ミョンバク)政権までは韓国を誇りに思っていたが、今は海外に出たら国籍を偽らないといけなくなった」

「このような方が韓国の大統領になるべき」

「遠い国の青い目をした人も知っている事実を、私たちの青い家(青瓦台:韓国大統領府)の人たちはなぜ分からないんだ」

「韓国の教授たちの中にはこのように正しい発言する者はいない。反省しろ、知識人たちよ」

「この人の考え方が最も客観的だと思う」

「説得力のある主張だ」

「明快な内容だ。ブルームバーグの記事を朴槿恵(パク・クネ)大統領と韓国大統領府、セヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表に送れ」

「この教授が言うように、これは日本の謝罪ではない。国益という名分のために個人の自由を抑制する独裁的、全体主義的な発想に起因した結果だ」

「私もこの教授の考えと同じだ。慰安婦問題は絶対に妥結することができない人類永遠の問題だ。交渉はしても妥結はありえない。妥結した瞬間、韓民族は人類に大きな罪を犯したことになる。少女像の移転や撤去は日本に靖国神社を撤去するよう交渉できないのと同じように、無理なことだ」(翻訳・編集/三田)

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