中国人観光客の爆買いが「福袋」にも波及=中国人は自国メーカーの不甲斐なさを指摘し、日本人は「中国人の向上心に火がついたら恐ろしい」と語る

Record China    2016年1月5日(火) 21時0分

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5日、訪日中国人旅行者による「爆買い」の対象が新年の「福袋」にまで及んだことが伝えられ、日中ネットから反応が寄せられた。

2016年1月5日、訪日中国人旅行者による「爆買い」の対象が新年の「福袋」にまで及んだことが伝えられ、中国ネットからは「中国のメーカーはなぜ反省しないんだ?メーカーは日本に学ぶべきだ」と中国産製品の品質向上を求める声が上がった。中国人の向上心に火がつく日は果たして来るのか?

日本の百貨店やファンション専門店などでは新年の初売りを兼ねて、価格的にお得な商品を詰めた福袋を販売している。日本人にも人気で、行列のできる店もあるが、毎日新聞によると、関西の大手百貨店では今年、外国人観光客を意識した福袋を用意したり、外国人向けの免税カウンターを増やしたところもあった。どの店にも中国人観光客らが押しかけ、ランドセルや真珠のネックレスなどの福袋がたくさん売れたという。

日本メディアの報道が中国で伝えられると、中国のネットユーザーからは「電気炊飯器、便座の次は袋を爆買いか」「もし戦争になったらどれだけ売国奴が出るかはこの報道でよく分かる」「中国人は日本に空母2隻分のお金を渡しているようなものだ」など爆買いする旅行者を批判する声が寄せられる一方、「中国で販売されるものが安くて質が高ければ、日本にまで行って買い物することはなくなるのに」「品物が安くて質も高くサービスも良いのだから当然だろ」「中国はいつになったら良い品を作り出すのだろう」と自国メーカーの不甲斐なさを問題視する指摘も多くみられた。

日本のネットユーザーからは「売れ残りはみんな中国人向けの袋に入れて処分すればいいよね」「転売系があるから福袋も盛り上がっているのか」などと表面的な見方も多い中で「トウ小平の時代だったか。過去、中国は日本から女子バレーのコーチを受けて、たちまち日本を抜き去った。あのころ、中国人は謙虚であり吸収力に満ちていた。恐るべきは中国人の向上心」とのコメントが気になった。国民の指摘に目が覚めて、向上心に火がついた中国人を想像すれば、爆買いを笑ってばかりもいられない。(編集/長澤)

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