2016年1月1日、財新網によると、中国国家新聞出版広電総局電影局がこのほど発表した15年の中国の映画興行収入は、前年比48．7％増の440億6900万元（約8158億7900万円）で、北米を大幅に上回り11年以来最高となった。

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中国の映画市場は12年以降、年30％増のペースで急拡大している。15年は過去最高の300億元を9カ月強で突破し、大台の400億元超す勢いとなった。スクリーンの数も08年の4100カ所から15年は8倍近い3万1000カ所に増加した。

15年は特に中国の国産映画が躍進した。年間制作本数は686本。うち47本が興行収入1億元（約18億5000万円）を超えるヒットとなった。中国映画の海外での興行収入は前年比48％増の271億3600万元（約5023億8700万円）と倍増。興行収入全体に占める割合は6割を超えた。中国人の国産映画志向が顕著になった1年だった。（翻訳・編集/大宮）