2016年1月12日、中国中央テレビ（CCTV）は、今年は中国人の賃金が増加する見通しだと伝えた。

報道によると、2016年は世界的に賃金が増加する見通しで、増加率はここ3年で最高になるという。このうち、中国人労働者の給与は平均で8％増加するとみられ、増加率は世界一となる。中国ではこれまで、「何でも値上がりするが、給与だけは上がらない」と言われ続けていた。

統計によると、昨年秋の中国の32の主要都市の平均月収は6700元（約12万円）で、夏から380元（約6800円）増加した。このうち、北京が最高で8894元（約16万円）。以下、上海、深セン、杭州が続いた。（翻訳・編集/北田）