あのONE PIECEに中国温州の塔が登場、中国人読者の質問に作者が回答―中国メディア

Record China    2015年12月31日(木) 22時40分

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29日、「憧れの尾田先生から回答をもらえた!ONE PIECEのCP9の故郷として、浙江省温州の塔が登場している」――。温州出身の呉冠昊さんがこのほど、ネット掲示板にこんな内容を投稿し、ネットユーザーを興奮させた。

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2015年12月29日、「憧れの尾田先生から回答をもらえた!ONE PIECE(ワンピース)のCP9の故郷として、浙江省温州の塔が登場している」――。温州出身の呉冠昊(ウー・グアンハオ)さんがこのほど、百度(バイドゥ)のONE PIECE関連掲示板にこんな内容を投稿し、ネットユーザーを興奮させた。呉さんの言う「CP9の故郷」とは、ONE PIECEの第518話に登場したもので、呉さんは4年前に発見していた。長年このことを心に留めていた呉さんが今年8月、作者に質問の手紙を送ったところ、なんと公式に回答があり、描かれているのはまさに温州江心嶼の東塔だったことが分かった。浙江在線が伝えた。

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▽日本の漫画に江心嶼の東塔が登場?温州のファンが写真で検証

ONE PIECEは日本の著名漫画家・尾田栄一郎氏の作品で、ルフィという少年が海賊王になる夢を叶えるため、仲間と共に冒険を繰り広げる。作品はさまざまな言語に翻訳され、世界30余りの国と地域で発行されており、多くのファンを抱えている。

呉さんの言うCP9とは、ONE PIECEに出てくる架空の諜報機関だ。江心嶼東塔の描写は2011年10月に出版された518話に登場する。これはCP9メンバーの修行の地があるところだという。

6年前からONE PIECEを読み始めた呉さんは同作品の単行本数十冊を所有している。「毎年一度は読み返す。4年前に518話の巻頭の風景が江心嶼東塔に似ていることを発見し、ネットで検索したところ、まったく同じだった。温州にもONE PIECEのファンが大勢いるため、すでに同じ質問をした人もいるかもしれないと思い、ONE PIECEのすべての質問コーナー(SBS)を読み返したが、尾田先生にこの質問をしているファンはなく、いつか質問してみたいと思っていた」と呉さんは語る。

その後、学業が忙しく、なかなか質問することができなかったが、呉さんはこのことをいつも気にかけていた。昨年の夏休み、呉さんは時間を見つけて江心嶼に出かけ、東塔の写真を撮影した。「島中を歩き回ったが、尾田先生の描いた角度が見つからず、ちょっと残念だった。見間違いだったのかと思った」。

ところが、帰りに連絡船から振り返って見たところ、まったく同じ角度が目に入り、すぐに写真を撮った。「漫画のページをコピーし、自分の撮った写真をプリントアウトして一緒に尾田先生に送った」。

質問が採用される可能性を高めようと、日本語のできるクラスメートに翻訳を頼んだ。「友達に翻訳をお願いし、日本人が読んでもおかしくない内容にしてもらった」。呉さんは今年8月16日に手紙を送った。「構想2年余り、ついに手紙を憧れの人に贈ることができた」。

▽作者が手紙に回答「まさにその塔で間違いないです」

呉さんが書いた手紙の内容はこうだ。

尾田先生こんにちは。ちょっとお聞きしたいことがあります。第518回巻頭CP9の故郷の事ですが、僕の故郷「中国の温州市」の江心嶼での東のタワーとめちゃくちゃ似てますので、それを元にして描いたんじゃないですか?どうしても気になって。

呉さんは手紙について、「正直、それほど期待はしていなかった。無事届くかどうかも分からないし、ファンからの手紙は多いだろうから、回答してもらえるとは限らなかった」と語る。

ところがうれしいことに、百度のONE PIECE関連掲示板にこのほど、最新のワンピース80巻のSBS部分の写真がアップされた。呉さんの質問がなんと採用され、作者の尾田氏からの回答を得ることができたのだ。

尾田氏の回答は以下の通り。

あー、まさにその塔で間違いないですね。CP9の修行の地という事で、カンフー映画世代の僕としては、中国みたいな風景がいいと思ってそこを選んだんだと思います。僕は遠い土地の風景をモデルにしたつもりが、そこにもワンピースの読者がいるのかと思うと、うれしいですねー。お手紙ありがとう。

SBSには呉さんが撮影した塔の写真も載っていた。

「本当に感激した。作者や漫画のキャラクターにより親近感を覚えた」と呉さん。このいきさつを掲示板にアップすると、多くのワンピースファンから「うらやましさと妬み」の混じったコメントが寄せられた。自分の故郷が大好きな漫画の中に登場し、作者からも認めてもらえるなんてと、多くのネットユーザーが呉さんの勇気を称賛した。

呉さんはさらに掲示板で、尾田氏が温州に来た事があるだろうかと討論した。あるファンは、「尾田先生は現実世界の中からよくインスピレーションを得ている。漫画に出てくる水の都ウォーターセブンのモデルはベネチアで、女系戦闘民族・九蛇の住む島、女が島は西遊記の女人国をモデルとしている」と分析する。また、あるネットユーザーは「尾田先生はかつて、自ら素材集めに出かけることもあると語ったことがある。もしかしたら、尾田先生は温州江心嶼を訪れたことがあるのかもしれない」と指摘した。(提供/人民網日本語版・翻訳/SN・編集/藤井)

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