<2015年韓国10大ニュース(8)>靖国神社のトイレで爆発事件、韓国人容疑者逮捕も謎多く

Record China    2015年12月31日(木) 18時20分

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今年も残りわずかとなった。韓国のこの1年の出来事を「2015年韓国10大ニュース」として振り返る。8本目は、靖国神社の爆発事件で韓国人容疑者を逮捕。写真は靖国神社。

今年も残りわずかとなった。韓国のこの1年の出来事を「2015年韓国10大ニュース」として振り返る。8本目は、靖国神社の爆発事件で韓国人容疑者を逮捕。

2015年11月23日、東京・千代田区の靖国神社敷地内のトイレで爆発があり、一部が焼ける事件があった。現場には乾電池などが散乱しており、警視庁はゲリラ事件の可能性もあるとして捜査を始めた。

日本人戦犯が合祀(ごうし)されている靖国神社は、韓国では憎き象徴のように語られることさえある場所。この事件は発生直後から韓国人の注目を集めたが、12月3日、事件に関与したとみられる防犯カメラの人物が韓国籍との報道が出ると、韓国外交部が「日本の調査結果を見守る」と表明、日本滞在中の韓国人に身の安全を呼び掛けるなど、韓国政府も巻き込む騒ぎに発展する。

その後、警視庁が追う人物の周辺を日本のメディアが韓国に赴き取材、この人物についての詳細が日韓で報じられていた矢先、事件は急展開をみせる。9日午前、男が空路再来日するという大胆な行動に出、羽田空港で逮捕されたのだ。

建造物侵入容疑で逮捕された全昶漢(チョン・チャンハン)容疑者は警視庁の調べに対し、「トイレに時限式の発火装置を置いた」と認める供述をしている。しかし、自身の家賃の支払いにも困っていたという容疑者がなぜ再来日できたのか、また再来日時、火薬を所持してなぜ飛行機に乗れたのかなど、容疑者逮捕後も謎は多く、韓国のネット上でもさまざまな憶測が飛び交っている。

また逮捕後、容疑者の実名や顔写真を報道した日本メディアの姿勢について韓国政府が日本に抗議したほか、12日、「靖国爆破に報復する」として横浜市の韓国総領事館に汚物が投げ入れられるなど、爆発事件は日韓の間に新たな火種を生んでいる。(編集/吉金

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