貧困学生援助の企業をごちそうするため貧困家庭からお金を徴収=「情けない」「子供に社会の闇の部分を体験させるいい機会になった」―中国ネット

Record China    2015年12月29日(火) 4時30分

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24日、安徽省の貧困学生を援助するために訪れた企業や村の幹部にごちそうするため、学校が援助を受ける家庭からその費用を徴収していたことについて、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

2015年12月24日、中国メディア・新浪によると、安徽省の貧困学生を援助するために訪れた企業や村の幹部にごちそうするため、学校が援助を受ける家庭からその費用を徴収していた。

合肥市のある企業は、慈善行為として貧困学生30人に対して1人当たり1200元(約2万3000円)を送った。しかし、最近になってこれらの貧困学生らは、援助金を受け取る前に、企業や村幹部をごちそうする費用として1人当たり200元(約3900円)を学校に徴収された。後に学校はこの200元を返却している。

このニュースが中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で伝えられると、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「これは法を犯す行為よりも恐ろしいことだ」

「かわいそうな子供たち、恥知らずな学校、情けない政府」

「これがニューノーマルです」

「それでも80%が学生の手に渡ったんだから十分良心的だ」

「やはり社会主義って素晴らしいなあ」

「援助を受ける側も『感謝とフィードバック』をしないとな」

「明らかにはならないけど、農村の役人が一番腐敗しているからなあ」

「子供に社会の闇の部分を体験させる機会になったからいいことだ。学校の恥知らずさと教師の卑劣さは子供の成長に資する」

「ごく正常な事だ。世の中は闇だらけなのだから。明らかになったのは良いこと。メディアが引き続き注目することを願う」(翻訳・編集/山中)

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