外国人実習制度、中国人が数千人失踪で批判も―米メディア

Record China    2015年12月25日(金) 10時40分

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24日、ボイス・オブ・アメリカは、日本で働きながら技術を学んでもらう「技能実習制度」で来日した外国人が相次ぎ実習先から失踪している問題で、「失踪者のうち最も多いのは中国人。実習とは名ばかりなのが現状で、制度自体が批判を受けている」と伝えた。資料写真。

2015年12月24日、ボイス・オブ・アメリカは、日本で働きながら技術を学んでもらう「技能実習制度」で来日した外国人が相次ぎ実習先から失踪している問題で、「失踪者のうち最も多いのは中国人。実習とは名ばかりなのが現状で、制度自体が批判を受けている」と指摘した。中国紙・参考消息が伝えた。

日本政府の統計によると、今年は10月までに1993年に同制度が始まって以来最も多い4930人が失踪した。失踪者のうち最も多いのは中国人で3065人。日本メディアは同制度自体が実習とは名ばかりの「現代の奴隷制度」と報じている。失踪した実習生はスマートフォン(高機能携帯電話)で情報を集め、よりよい待遇の仕事に転職しているとみられる。

日本メディアによると、訪日する研修生の多くが「きつい、汚い、危険」な「3K」仕事に従事させられている。技術は必要のない仕事が多い。また、給料の未払い、サービス残業、パスポートを取り上げて移動ができなくするなどの問題も指摘されている。(翻訳・編集/大宮)

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