2016年1月4日、欧米の男女が日本の街角で日本人に英語で話し掛け、さまざまな頼み事までして、それに応じる日本人の姿を写した動画が話題を集めている。中国ネットではそうした要求に応じる日本人について「欧米人に弱いから」と指摘したが、日本ネットでは「敵意を持たない相手には心で接する」と応じた。

中国のポータルサイト・網易に投稿された「日本人は外国人に友好的なのか」と題する動画では「電話を貸してくれませんか」「財布を落としたので、お金を貸してもらえませんか」「交番はどこですか」といった問い掛けから、「一緒に写真を撮ってくれませんか」「飲み物を持っていませんか」「マッサージをしてくれませんか」「じゃんけんしませんか」など、なかなかありえそうもないシチュエーションまで、さまざまな要求に日本人がはにかみながらも応じていく姿を撮影。質問した欧米人男女は最後に「日本人はベリーナイスだった」結論付けた。

これについて中国のネットユーザーからは「日本人は上海の女と同じ。欧米人には弱いんだよ」「欧米人とアジア系とでは、日本人の対応も違うだろうよ」「さすがは親切で有名な日本人だ」「日本人ってお人好しだな」などのコメントが寄せられた。

日本のネットユーザーからは「相手にもよるが、確かに欧米人には特に親切かもね」「他人が困っているのなら助けるのが平均的な日本人」という受け止めがある一方、「俺なら、道を聞かれたくらいは対応できるが、電話を貸してとか、写真を撮ろうよは拒否するなぁ」「電話と写真は人によって差があるだろうし、それで友好的か否かを判断されても困るなぁ」との声も寄せられた。こんなことで「友好的」かどうかを判断しようとする欧米人の底は浅い？（編集/長澤）