日本人が中国を「うらやましい」と思うのはどんなところ?―中国メディア

Record China    2016年1月14日(木) 18時0分

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11日、中国のポータルサイト・網易に、「日本人はこれらについて中国をうらやましいと思っている」と題する記事が掲載された。資料写真。

2016年1月11日、中国のポータルサイト・網易に、「日本人はこれらについて中国をうらやましいと思っている」と題する記事が掲載された。

記事は、「日本人は中国に好感を持ってはおらず、口でははっきりと言うこともないが、多くの人が中国のことをうらやましいと思っている」としている。その根拠として、在留邦人が最も多いのが米国で、それに続くのが中国であることを挙げ、日本人が中国に来たがる理由をいくつか紹介している。

それを見ると、「中国では住民税を納める必要がない」「中国では固定資産税を納める必要がない」「日本では都市部で、駐車スペースや駐車場料金が高いことなどから自動車を所有することが難しいが、中国では容易なこと」「中国では野菜や果物が安価であること」などがある。

また、「中国ではごみ出しに困らない」ということもある。日本では自治体によってごみを出す曜日や方法が決まっていたり、処分に費用がかかったりする物も多いが、中国ではそれらに悩む必要はなく、廃品回収に出せば逆に金がもらえるからだ。

「職場は日本のように厳しく管理されないこと」も挙げられている。記事は、「日本の会社では、仕事があってもなくても席に座っていなければならず、多くの社員がネットでニュースを見たり、残業代を稼ぐためにだらだら仕事をしている」とし、「中国の会社は時々おしゃべりしたり、私用で会社の電話を使ったり、家庭の事情でしばらく職場を離れても、(仕事をきちんとこなせば)大きな問題にならない」としている。

そして、最も日本人がうらやましがることは、「人民元が日本円より価値を持っていること」だと指摘する。日本の銀行の年利は0.3%前後だが、中国はその10倍。まとまった金があれば、「利息だけで生活できることも珍しくない」という。また、ここ数年の円安誘導などで円は対人民元比で25%下落、消費増税などで庶民の生活も苦しくなっていることから、「多くの日本人にとって、日本で稼いで中国で生活するというのも悪くない選択になっている」と分析している。(翻訳・編集/北田

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