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23日、中国広東省深セン市で起きた大規模な土砂崩れで、土砂が流出した残土受け入れ場には10年にわたって土が積み上げられていたことが分かった。
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2015年12月23日、中国広東省深セン市で起きた大規模な土砂崩れで、土砂が流出した残土受け入れ場には10年にわたって土が積み上げられていたことが分かった。参考消息網が伝えた。
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香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、深セン市環境衛生管理所が発表したデータでは、同市で排出される建築廃棄物は年間3000万立方メートルに達する。積み上げられた残土の圧力は2000年以降徐々に高まっていた。05年ごろまで土砂は海岸地域の埋め立てに用いられていたが、次第に需要が減少。政府は余った土砂の受け入れ場を作り始めた。
その後、同市内には計9カ所の土砂受け入れ場が建設されたが、インフラ整備や不動産開発などで残土は増える一方。さらに市外からも土砂が運び入れられ始め、受け入れ場周辺の道路は運搬用のトラックが十数キロにわたって列を作り、路肩や路面にまで土砂が積み上げられる事態となっていた。(翻訳・編集/大宮)
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