酔っ払い客が機内でやりたい放題!エスカレートする行動に、航空会社側はやむを得ず拘束用ロープで対応―中国

Record China    2015年12月22日(火) 12時40分

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22日、中国の北京発武漢行きの国内便の機内で、酒に酔った乗客の男が騒動を起こし、ロープで拘束されるという事態が発生していたことが分かった。写真は航空機の客室。

2015年12月22日、武漢晩報によると、中国の北京発武漢行きの国内便の機内で、酒に酔った乗客の男が騒動を起こし、ロープで拘束されるという事態が発生していたことが分かった。

騒動が起きたのは20日夜で、酔いが回った男は離陸後に大声を出し始め、「たばこを吸いたいから」と隣の席の乗客にライターを要求。行動がエスカレートしたため機内の係員が制止を試みたが男の抵抗を受け、やむなく拘束用ロープで男が身動きできないようにする措置を取った。

男はその後の取り調べの際にも酔いがさめず、そこで休むよう指示されたが翌21日午前3時ごろに再度騒ぎ始め、以前手術を受けた腰のあたりが「痛くてたまらない」と主張。警察はすぐに救急車を呼ぶなどの対応に追われたが、検査で異常は見つからなかった。

朝になって警察から機内での出来事を聞かされた男は強い反省の意を示したものの、公安当局は10日間の行政拘留処分を下した。今回の騒動をめぐり、空港警察側は「航空業界には高度な安全性が求められる」と指摘し、「ある乗客の酩酊(めいてい)が他の乗客に明らかな影響を及ぼす場合、航空会社はこの乗客の搭乗を拒否できる」と説明した。(翻訳・編集/野谷

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