「日本には軍国主義は存在しない」との専門家の発言に、中国の軍メディアが激しく反論「基本的な素質も科学の精神もない」

Record China    2015年12月21日(月) 19時0分

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20日、日中問題の専門家から「日本には軍国主義は存在しない」との意見が出たことに対して、中国軍メディアが反論している。写真は旭日旗。

2015年12月20日、日中問題の専門家から「日本には軍国主義は存在しない」との意見が出たことに対して、中国軍メディアが反論している。

中国国防報が指摘しているのは、先日行われた中国メディア・環球時報の年次総会の席の専門家の発言。「日本は再軍事化までどのくらいの距離にあるか」をテーマとした討論会で、一部の専門家から「日本は平和を愛する国である」「日本に軍国主義は存在しない」「日本は科学技術が高度に発展した国として、すでに大戦前のように領土拡張を目標とはしていない」といった発言が出た。

記事はこれに対して、「最近のスモッグと同じように不快になる」とバッサリ。「何人の日本人を調査したのか。そのなかで、何人の役人、自衛官、警察、サラリーマン、大学生、教師、主婦、芸術家が回答したのか。日本には合計で何回行ったのか。毎回の滞在時間はどのくらいか。ビッグデータの時代なのだから、データで話をすべきだ」と批判する。

さらに、専門家の「日本に何度も訪れたことがあるが、日本は平和を愛する国で、日本人は自分たちを平和ボケだと笑っている」という言葉を引用して、「17年とまでは言わないまでも、7年は日本各地の各階層を取材したのであれば、説得力はある。100万のアンケートを取り、60万の日本人が平和ボケだと回答して初めてこの結論は信じられる」とし、「残念ながら、われわれが敬意を持って“専門家”と呼ぶ人間は、ひどいときには基本的な素質も有しておらず、科学の精神に著しく欠ける。あちこちの会議に参加しては、言葉巧みに自分の概念をひけらかし、聴衆に取り入るばかりで、地に足を付けて学術研究や調査を行いもしない」などと厳しく非難している。(翻訳・編集/北田

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