「南シナ海情勢に軍事化の可能性も」中国政府が米B52爆撃機接近に抗議―米メディア

Record China    2015年12月20日(日) 15時30分

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19日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは記事「B52がクアテロン礁上空を飛行、米国防総省が調査」を掲載した。中国当局は「南シナ海問題を軍事化させかねない」と抗議している。写真はB52。

2015年12月19日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは記事「B52がクアテロン礁上空を飛行、米国防総省が調査」を掲載した。

米軍の戦略爆撃機B52が10日、南シナ海で中国が実効支配するクアテロン礁の12カイリ以内の上空を飛行していたことが明らかになった。米国防総省関係者は「意図的なものではない」と話し、航路がずれたためと説明している。

中国国防部は19日に声明を発表。飛行は深刻な軍事挑発行為であり、南シナ海情勢を複雑化させ、さらには軍事化させる可能性もある危険なものだと批判し、中国軍はあらゆる手段で対抗する権利を有していると主張している。(翻訳・編集/増田聡太郎

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