2015年12月18日、中国新聞網によると、タイメディアは、タイの銀行が両替を求めてきた中国人観光客に対して、誤って10倍以上の金額を渡したと伝えた。

報道によると、タイ中部のサケーオ県を訪れた中国人観光客が、銀行で9000人民元の両替を求めた。実際のレートで計算すると4万5000バーツ（約1万5000円）になるが、銀行側の手違いで50万5000バーツ（約170万円）を手渡してしまったという。銀行側がミスに気付いたときには、中国人観光客はバンコクに向かっていたが、警察がすぐに発見し、多く渡した分を回収することができたそうだ。中国人観光客は返金に素直に応じたという。

この報道に、中国のネットユーザーからは、「（中国人観光客は）捕まらないのか？」「中国なら牢屋行きだ」「10倍も多く受け取ればすぐ気づくはず」「『素直に返金に応じた』なんて、この俺でさえ信じられない」「もし中国なら、多くもらった場合はすぐに返さないと罪に問われる。少なくもらった場合はその場で申告しないと戻ってこない。自己責任になる」といったコメントが寄せられている。（翻訳・編集/北田）