「CNNが人種差別的な世論調査を実施」=人権団体が批判―米国

Record China    2015年12月22日(火) 4時50分

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18日、環球網は記事「人種差別に関する調査が人種差別的だった、CNNに批判」を掲載した。人種差別を問う調査だが、回答者に「アジア系」というカテゴリが用意されていなかった。資料写真。

2015年12月18日、環球網は記事「人種差別に関する調査が人種差別的だった、CNNに批判」を掲載した。

全米アジア太平洋系米国人評議会(NCAPA)のChristopher Kang氏は米CNNが実施した世論調査を批判している。「現在の米国社会で人種差別は問題になっていますか?」と問う内容だが、この調査自体が人種差別的だという。

調査は1951人を対象に実施されたが、うち500人がアフリカ系、501人がラテン系だ。ところがアジア系というカテゴリは存在していない。「私たちは白人の一部とされたのでしょうか?」とKang氏は疑問を投げかける。

CNNは回答者100人未満のカテゴリは注記しなかっただけだと説明しているが、統計学の手法に従うならば、母数が少ない対象に対してはサンプル数を多めにとるオーバーサンプリングという手法が必要だったはずで、統計調査は明らかに差別的だとKang氏は批判している。(翻訳・編集/増田聡太郎

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