2015年12月17日、映画「葉問3：師徒情」（イップ・マン3）の香港プレミアに、主演のドニー・イェン（甄子丹）、妻役を演じたリン・ホン（熊黛林）らが出席した。星島日報が伝えた。

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詠春拳の達人で、ブルース・リーの師匠でもあるイップ・マン（葉問）の生涯を描く人気シリーズ。08年に大ヒットした「イップ・マン 序章」からスタートし、第3弾となる「葉問3」が、香港ではいよいよ今月24日から公開される。

17日、香港プレミアには主演のドニー・イェンをはじめリン・ホン、ブルース・リー役のダニー・チャン（陳国坤）らが出席した。前2作の打ち立てた興行記録を抜くことができるか注目されているが、ドニー・イェンは「それほど気にしないようにしている」とコメント。自身の代表作となった同シリーズのおかげで、世界中どこへ行っても「イップ・マン」と声を掛けられるといい、「この作品の強い影響力を誇りに思う。『イップ・マン』はただの映画ではなく、人に希望と励ましを与えるもの」と、思いを込めて語っている。

ドニー・イェンは同シリーズについて、ウィルソン・イップ（葉偉信）監督がこれまで、「実生活の僕をイップ・マンにかなり投影させている」と話している。夫人でモデルのセシリア・ワン（汪詩詩）と同じく、妻役を演じたリン・ホン（熊黛林）も179センチと高身長だ。そのため、「映画の中でも妻は僕よりデカい」とジョークを交えて語っていた。

「葉問3」では元プロボクサーのマイク・タイソンとの激しい対戦シーンも見どころの1つ。なお、マイク・タイソンは撮影中に指を骨折している。（翻訳・編集/Mathilda）