アリババ、香港紙「明報」の買収を否定―中国

Record China    2015年12月18日(金) 22時40分

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17日、中国のインターネット通販最大手、アリババ集団のスポークスマンは、同社が香港紙・明報の買収交渉を進めているとする一部報道を否定した。写真はアリババのジャック・マー会長。

2015年12月17日、中国のインターネット通販最大手、アリババ集団のスポークスマンは、同社が香港紙・明報の買収交渉を進めているとする一部報道を否定した。中国の金融情報サイト、華爾街見聞(wallstreetcn)が伝えた。

アリババによる明報の買収交渉については、17日付の豪紙Financial Review(電子版)が報じていた。

明報は1959年、武侠小説家の金庸とその同級生の沈宝新氏が創刊。その後、マレーシア華人の張暁卿(Tiong Hiew King)氏が経営権を取得した。アリババのジャック・マー馬雲)会長は昨年、金庸の武侠小説の大ファンだと明かしている。マー会長が当時使用したペンネームの「風清揚」は、金庸の武侠小説「笑傲江湖」の登場人物だ。

アリババは先ごろ、香港の有力英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストの買収を発表したばかりだった。(翻訳・編集/柳川)

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