抗日戦争ドキュメンタリーに当時あるはずのないものが登場、「歴史改ざん」と批判の声―香港

Record China    2015年12月17日(木) 22時0分

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16日、香港のテレビ局の抗日戦争ドキュメンタリーが中華人民共和国国旗を誤用し、歴史改ざんだと批判の声が上がっている。日中戦争のドキュメンタリーに当時は存在していなかった国旗を使ったことが問題となった。写真は中国国旗。

2015年12月16日、観察者網によると、香港のテレビ局TVBの抗日戦争ドキュメンタリーが中華人民共和国国旗を誤用し、歴史改ざんだと香港ネットユーザーから批判の声が上がっている。

TVBは8月23日、抗日戦争70周年記念のドキュメンタリーを放送した。ところが中国側の軍隊を示すマークとして中華人民共和国国旗が使われたことが問題となっている。中華人民共和国の成立は1949年、日中戦争当時は存在していない。

これに気づいた香港ネットユーザーが「本来ならば中華民国国旗を使うべきだった。歴史の改ざんだ」と猛批判。TVBは間違いを認め、ネット配信用に修正版を作成すると発表した。また、管轄当局である香港の通信事務管理局は、今後の番組制作は正確を期すよう指導している。(翻訳・編集/増田聡太郎

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