2016年1月10日、韓国のインターネット掲示板にこのほど、「日本に行くたびうらやましくなること」とのスレッドが立ち、日韓の住宅街の写真が掲載された。

何度も日本に行ったことがあるというスレッド主は、「社会のインフラや人々の意識、食生活などは、日韓でほとんど差がなくなってきていると思う。それに、自分は韓国人だから、やっぱり韓国の方が住みやすい」とつづる。

ただ、どうしても違いを感じるのが、写真でも紹介した「住宅街の風景」。日本の場合は路上駐車もなく、「すっきりして清潔な感じがする」が、韓国は「ちょっと外に出ただけで通りのあちこちに路上駐車がひどい」というのだ。「他の部分では韓国がどんどん追い付いているし、むしろ韓国の方が良い面も多いけど、これだけは最初からボタンを掛け違えてしまったのか、絶対に日本のようにはなれない」とし、「これだけは日本がとてもうらやましい」と書き込んだ。

これに、他のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「韓国も車庫証明を義務化しようとしたけど、現代自動車が邪魔したんだ」

「今になって日本のようにしようとしたら、かなり批判されそうだね」

「車庫証明制は見習うべき制度だと思うけど、韓国で適用するのは現実的に考えて不可能だ」

「見た目は良いけど、東京の都心で駐車場がない家庭に駐車場代はかなりの負担だよ」

「だいたい共感できる内容だけど、インフラや食生活、意識レベルに日韓の差がほとんどないという点はどうかな？」

「確かに、うちの場合、家から出るのにまず車の間を縫うような感じだ」

「日本の住宅街の道路はだいたい狭いし、路上駐車があったら通行に不便という原因もあるんだろうけど、確かにきれいな道路はうらやましい」

「え？日本では路肩に駐車しちゃいけないの？」

「今だって車庫証明制度ができないわけじゃないと思う。ただ韓国にはその意思がない」

「日本の住宅街の風景は、本当に平和そうだね」（翻訳・編集/吉金）