2015年12月13日、中国の掲示板サイトに「なぜ中国は世界レベルの製品を作るとすぐに値段を下げて売るのか？」と題するスレッドが立った。

スレ主は中国高速鉄道の例を挙げ、「すでに世界最先端レベルになったのに、なぜ格安で売り出すのか」と疑問を呈している。

これに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「スレ主は考えすぎだ。西洋のレベルと比べたらまだ数十年の開きがある」

「技術ではまだ多くの方面で世界レベルに達していないよ。高速鉄道だって進歩はしたが、他国を超えるにはまだ時間がかかる」

「もともと品質が悪いからな。それにパクリも多いし」

「高速鉄道技術はもともとドイツと日本から学んだものだけど」

「中国製品は遅れているものが多いから価格競争するほかはないんだよ」

「高速鉄道自体は格安でもメンテナンス費がかかるからね。メンテナンスの方がもうかる」

「技術は世界レベルでもブランド力がない。世界の人々は中国製品のレベルは低いと思い込んでいるんだ」

「世界先端レベルって、中国にはローテク分野ですら核心技術と呼べるものがほとんどないんだぞ。ハイテク分野ならなおのことだ」

「ゆとりある社会もまだ実現していないし、貧困地域もまだ多い。大気汚染問題も解決できないのに庶民に希望などあるのだろうか？」（翻訳・編集/山中）