カンフー映画界に誕生したニューヒーローの葉問(イップ・マン)、過去の登場作を振り返る―台湾紙

Record China    2015年12月14日(月) 0時30分

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「葉問」ブームを作った人気シリーズ最新作「葉問3」が今月末から公開される。同シリーズはカンフー映画界に新たなスターを送り出したが、映画界における「葉問」の歴史は1976年にさかのぼるという。

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2015年12月12日、ここ数年の「葉問」ブームを作った人気シリーズ最新作「葉問(イップ・マン)3」が、今月末から公開される。同シリーズはカンフー映画界に新たなスターを送り出したが、映画界における「葉問」の歴史は1976年にさかのぼるという。中国時報が伝えた。

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ドニー・イェン(甄子丹)主演の人気シリーズは、08年に大ヒットした「イップ・マン 序章」からスタートした。詠春拳の達人で、ブルース・リーの師匠でもある葉問を描くもの。このシリーズの成功によって、これまで方世玉(フォン・サイヨ)、洪熙官(ハン・カーロ)、黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)、霍元甲(フォ・ユェンジア)とさまざまなカンフーヒーローを生み出してきた香港映画界に、新たなスターが加わった。

香港映画に初めて葉問が登場したのは、1976年の映画「ブルース・リー物語/李小龍伝奇」で、同作では葉問の息子であるイップ・チュン(葉準)氏が、実父の役を演じた。その後、2002年にウォン・カーウァイ(王家衛)監督が、葉問を主人公に映画を制作するとの話題が浮上し、その存在が一躍注目された。しかし、トニー・レオン(梁朝偉)を主役に迎えたこの映画「グランドマスター」が公開されたのは13年で、その時にはすでにドニー・イェン版が大ブームを作っていた。

近年、葉問を主人公にした作品は「イップ・マン」シリーズを含め、映画6本とドラマ1本が制作されている。ドニー・イェン版が最も伝説のヒーローらしく、香港の俳優アンソニー・ウォン(黄秋生)がその後半生を演じた映画「イップ・マン 最終章」が、最も実際の葉問に近いとされている。(翻訳・編集/Mathilda

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