＜北京五輪＞50か国以上の国家元首が五輪を訪問へ―中国

2007年11月1日、ニューヨーク市の中国総領事館で、北京市委書記、北京五輪組織委員会主席の劉淇(リュウ・チー)氏は記者会見を開き、北京五輪の準備状況について伝えた。

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劉主席によると、北京市は五輪に向け大気汚染の改善に全力で取り組んでおり、すでに大きな成果を挙げているという。昨年の青空指数は66％にまで達し、今年はさらに高まる見通しだ。環境対策以外にもあらゆる分野に全力を投入しているが、その一例としてドーピング検査が挙げられた。北京五輪では4500種類もの禁止薬物の検出が可能な機器を導入しており、歴代五輪の検査機器と比べ最高の精度を誇るという。

国家的プロジェクトと言って過言ではない北京五輪だが、期間中には50か国以上の国家元首が訪中するとのことで、大国・中国の姿を世界にアピールする絶好の場となりそうだ。（翻訳・編集/KT）