＜続報＞華南トラの問題写真、9日発行の「Science」誌でついに世界へ！―中国

2007年11月2日、上海の地元紙「新聞晨報」は米国科学振興協会（AAAS）刊行の科学専門誌「Science」11月9日発売号に、中国だけでなく世界的な論争を引き起こしている野生の華南トラの疑惑写真が掲載されると報じた。

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これに関し、写真を掲載する同誌『RandomSamples』欄の担当者バージニア・モレル女史に記者が電話取材したところ、今回の一連の華南トラ騒動について「Science」誌はすべて把握しているとしたうえで、疑惑の写真を掲載することで同誌がこの写真を本物と判断したわけではないと明言している。

さらに女史は「この写真は、確かにあまりすっきりくるものではない」と答え、写真の真偽はともかく、華南トラの存在証明にはトラの体毛や足跡などの他の生物的証拠が絶対に必要だと強調していた。

先月12日、陝西省林業庁が農民周正龍さんが撮った野生の華南トラの写真を公表して以来、写真はニセモノとの疑惑が今もなお絶えない。（翻訳・編集/本郷智子）