2015年12月10日、韓国・マイデイリーによると、米タイム誌（TIME）が韓国人歌手（PSY）の曲をワースト・ソング4位に選出したことについて、本人が自身の考えを語った。

タイム誌は先日、「江南スタイル」などのヒット曲で知られるPSYの曲「ダディー」を2015年のワースト・ソング4位に選定した。これを受け、10日午後に放送された韓国のテレビ局JTBC「ニュースルーム」に出演したPSYは、「今年最悪の曲だったのに、リリースして2日後には記事に出してくれて、タイム誌が非常に関心を持ってくれたことに感謝している」とし、「他の候補はとても素晴らしかった。10位以内に入っているアーティストは特に素晴らしい」と述べた。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「興味を持ってもらっているだけでも大したものだ」

「『ダディー』は私が見てもお粗末だと思う。低い評価はしかたない」

「今後『江南スタイル』級のヒットを再び望むのは難しいと思う。過去の栄光は忘れることだ」

「海外の反応はどうであれ、私は良い曲だと思う。PSY頑張れ」

「そもそもPSYの歌は音楽というより、パフォーマンスを兼ね備えたコミック映像として捕らえるべきだ」

「PSYは『江南スタイル』から脱して、元のPSYらしく活動すべきだと思う」

「人気って本当に一瞬の光みたいなものだな。すごい人気だったのに、今では過去の人扱いだ」

「海外の評価を気にして歌う必要はない。自分のスタイルを押し通してくれ」

「音楽性ではなく、ビジュアルで人気を得た歌手のジレンマだな。大衆はより面白いものを期待するようになり、PSYはそれに答えようとオーバーアクションな感じになってきた。そもそも国際的に人気が出たことは幸運だった。国内で楽に活動するのが良いと思う」（翻訳・編集/三田）