ナイキのシューズ、同モデルでも日韓の生産国に違い=「韓国はカモということか」「市場として重視されていない」―韓国ネット

Record China    2015年12月14日(月) 7時40分

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10日、韓国・ニュース1は、ナイキが、同じモデルでも日韓で生産国が異なる製品を販売していることを伝えた。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。資料写真。

2015年12月10日、韓国・ニュース1によると、スポーツ用品メーカー・ナイキの同じモデルのシューズが、日本と韓国では異なる国で生産されていることがわかった。

ナイキは最近、スペインの名門レアル・マドリードのエース、クリスティアーノ・ロナウドの活躍を記念して制作したシューズ「マーキュリアルスーパーフライCR FG」の韓国国内での販売を開始した。ナイキはこの製品発売に際し、ナイキとイタリア・モンテベッルーナ出身の革職人とのコラボレーションで完成したとPRしていたが、韓国の同モデルの生産国はボスニアとなっている。一方、同じ東アジアの日本では、PR通りにイタリアで生産された製品を販売している。価格は韓国が36万9000ウォン(約3万8000円)、日本は3万7800円で、わずかだが韓国の方が高い。

記事は、国際通貨基金(IMF)の報告書で、イタリアの国民1人当たりの国内総生産額(GDP)が3万594ドル(約370万円)で世界27位なのに対し、ボスニアの国民1人当たりのGDPは7分の1水準の4307ドル(約52万円)で世界106位であることを指摘。スポーツ用品業界の関係者の話を引用して、「韓国では生産コストが低い国で生産されているが、日本と同じような価格で販売している。ナイキがそれだけ韓国市場から多くの利益を上げている証拠だ」と報じている。なお、ニュース1がこれについてナイキに問い合わせたものの、回答は得られていないという。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「まったく…。ため息がでる」

「韓国は外国から低く見られているようだ。政治レベルが低いからか?」

「日本とは地理的にもすぐ隣で、輸送コストも日本と同じだろうに。なぜ韓国と日本で産地を変えるんだ」

「韓国は今、グローバル企業の『カモ』に落ちぶれてしまった」

「世界が韓国をどのように扱っているかを示した一例だ。日本の消費者は品質に厳しい賢い高級顧客で、韓国人はブランドだけを気にする『カモ』ということだ」

「こういうやり方を変えない限り、ナイキの製品は買わない」

「そういえば、同じナイキの製品でも、韓国で買ったものは質が落ちるような気がするな」

「どうせ質も悪いのだろう。だからナイキのスニーカーのエアーは良く抜けるのだろうか?」

「日本ではよく売れるけど、韓国ではあまり売れないから、市場として重視していないのでは?」(翻訳・編集/三田)

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