大気汚染で北京市長が「奇策」、違反車両摘発を自ら手伝う―米華字メディア

Record China    2015年12月9日(水) 13時40分

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8日、米国の中国語ニュースサイト、多維新聞は、大気汚染が最悪レベルに達し車両の通行規制が実施された中国・北京市で、交通警察による違反車両の摘発を市長自ら手伝う「奇策」に出たと報じた。写真は北京。

2015年12月8日、米国の中国語ニュースサイト、多維新聞は、大気汚染が最悪レベルに達し車両の通行規制が実施された中国・北京市で、交通警察による違反車両の摘発を市長自ら手伝う「奇策」に出たと報じた。

報道によると、北京市は7日夜、大気汚染が4段階のうち最も深刻な「赤色」警報を発令。8日から、排ガス抑制のため車両ナンバーの末尾が偶数か奇数かで通行を制限し車両を半数に減らす緊急対策を始めた。

北京日報によると、北京市トップの郭金竜(グオ・ジンロン)共産党委員会書記と王安順(ワン・アンシュン)市長は8日午前、それぞれ隊を率いて現場を視察し、緊急対策の実施状況を確認した。

王市長は、天安門前を東西に走る幹線道路「長安街」に出向き、通行車両のナンバープレートを確認する交通警察を手伝った。市長は、規制を知らなかったという運転者に地下鉄の利用を促した。(翻訳・編集/柳川)

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