韓国で問題の格差や就職難、「金のスプーン」「OUT−100」などさまざまな新語生む―韓国メディア

Record China    2015年12月10日(木) 6時1分

拡大

8日、厳しい雇用情勢や年を追うごとに広がる各階層間での格差を背景に、韓国でさまざまな新語が生まれている。「金のスプーン」という言葉がネットで流行している。

2015年12月8日、韓国メディアによると、韓国で厳しい雇用情勢や年を追うごとに広がる各階層間での格差を背景にさまざまな新語が生まれている中、ある英語専門の教育機関が7日、そうした新語をまとめて発表した。中国新聞社が伝えた。

教育分野の新語では、大学入試が宝くじ並みに難しいことを表す「宝くじ入試」や、少なくとも校内で上位にいなければ有名大学は無理だということを示す「OUT−100」のほか、逆に入試が比較的容易だった年を皮肉るような言葉もある。

雇用情勢や失業問題では、人文系大卒者の9割が職にあぶれていることを示す「人九論」、実習を受けながらも正式採用に至らず多くの企業を渡り歩いて経験ばかり豊かなことを示す「実習部長」といった切ない言葉が並ぶ。

また、裕福な家庭に生まれること意味する英語慣用句に由来して、韓国のネット上では金持ちの息子のことを「金のスプーン」と呼び、低所得者の子どもを「土のスプーン」と呼ぶのがはやっている。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携