北京と上海結ぶ高速鉄道計画、建設運営会社が上場か?土地収用に230億元の補償金―中国

Record China    2007年11月3日(土) 12時8分

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北京と上海結ぶ「京滬高速鉄道」の建設で、建設運営会社を設立・上場する案が浮上している。鉄道建設による立ち退きを伴う土地収用では、230億元の補償金が見込まれるという。(資料図)

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2007年11月1日、「第一財政経済日報」の報道によると、まもなく起工する京滬高速鉄道の建設にあたり、当面は外部からの資金調達は行わず、鉄道部が建設運営会社を設置し、これを上場させることで対応することとなりそうだ。設立される建設運営会社が股フェン公司となるか有限責任公司となるかはまだ定かではない。

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京滬高速鉄道の登記資本は1100億元(約1兆6500億円)、鉄道部の出資額である35%のほか、現在は中国銀行、建設銀行、工商銀行と全国社会保障基金がそれぞれ100億元(約1500億円)の投資を行う予定となっている。

登記資本金以外に1100億元を銀行を通じた貸し付けと債券の発行による方法で対応するが、中国銀行など4投資機関の最終的な出資額は現在のところ不明であり、また他の投資機関が参入してくる可能性もある。

なお、京滬高速鉄道が通る河北、山東、江蘇、安徽の四省と北京、天津上海三市の出資金がおよそ20%あまりを占め、立ち退きを伴う土地収用の補償金は230億元(約3450億円)となっている。(翻訳・編集/岡田)

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