80年代生まれの女子大生、男性化進む!伝統的な価値観も維持―中国

Record China    2007年11月2日(金) 12時23分

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10月30日、1980年代生まれの女子大生は競争社会にもまれ、男性的な側面を持ち合わせているとの調査結果が。反面、伝統的な価値観も忘れてはいない。写真は中国の大学生。

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2007年10月30日、第2回上海女性フォーラムが上海第二工業大学で行なわれた。公表されたレポートによると、“80後”の女子大生には男性的な要素が多く含まれるようになったという。男性的な要素とは「独立心」「高い理想」「いさぎよさ」「指導力」「チャレンジ精神」など。

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上海の大学12校、800人の女大学生に対して行われたアンケート調査では、80年代に生まれた女子大生では“両性化”している女大学生が31.5%を占め、1998年“70後”女子大生に対して行われた類似調査と比べて16%高い結果となっている。

専門家は、“80後”女子大生に男性的な要素が増えたのは競争社会時代による必然的な結果であると指摘している。80年代生まれの女子大生は幼い頃から精神的な強さを求められてきた結果なのだろう。

また一方で、調査からは“80後”の女子大生には伝統的な古い家庭観もあるという結果が出ている。出産・育児と安定した家庭は“80後”の女子大生にとっても最も重大な関心事のようだ。

専門家は、“80後”の大学生が新しく独創的な精神を持ち、古い観念から抜け出していく一方で、伝統的な美徳も大切にしており、伝統と現代の狭間で矛盾が起きたとき、彼女たちはどうしたらよいのかわからなくなっているのではないかと指摘している。(翻訳・編集/RO)

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