過激すぎるアスリートファン=結婚を迫られた福原愛、中国男子バレーチームにぞっこんの日本人双子姉妹―中国メディア

Record China    2015年12月8日(火) 3時36分

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7日、NBAのコービー・ブライアントの引退が迫っていると聞けば、ファンとしては居ても立っても居られない。

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2015年12月7日、NBA(全米プロバスケットボール協会)のスター選手コービー・ブライアントの引退が迫っていると聞けば、ファンとしては居ても立っても居られない。世界各地のコービーファンは、愛するアイドルの最終試合を見ようと試みた。コービーが所属するロサンゼルス・レイカーズとフィラデルフィア・セブンティシクサーズの試合は、コービー引退発表後の最初の試合となった。試合はアウェイのフィラデルフィアで行われたが、会場は紫のアウェイ・ユニホームを身につけた熱心なサポーターで埋め尽くされた。中国新聞社が伝えた。

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サポーターの中で、ひときわ目を引いたのは、横断幕を高く掲げた2人のイタリア人ファンだ。その横断幕には、「観戦チケット6000ドル(約73万9000円)、イタリア―フィラデルフィア往復航空券代金2500ドル(約30万8000円)。われらの英雄コービーの最終試合を観るために退職した。コービーには値段がつかないからだ」と書かれていた。面白いことに、最後に、「追伸:今夜は誰がわれわれの面倒を見てくれるのだろう?」と付け加えてあった。

このような事例は、サポーターにとって目新しいことではない。だが、自分が熱を上げるアスリートのためにすべてを投げ出し、退職するのも厭わないとは。スポーツとはそれほど大きな魅力があり、ファンとは、心から愛する自分のアイドルやチームのために常軌を逸する行動を起こせるものなのだろうか。

福原愛

卓球の福原愛は日本の試合で、ある男性から異様なまでに付きまとわれた経験がある。このファンは、婚姻届を持ってきて、福原選手にサインを迫った。その時、男性ファンは福原選手をトイレの入り口まで追い詰め、プロポーズ攻勢を開始した。あまりにも突然の出来事に、福原選手は不意を突かれて途方に暮れ、思わず青ざめた。

劉翔

2007年、フランス娘のジュリエットは、研究を深めるため中国を訪れ、華東師範大学に留学した。杭州を訪れた時、街中至る所に劉翔(リウ・シアン)の広告があるのを見つけ、大きな興味を抱いた。劉翔に関する情報をたくさん集め、ジュリエットは、この「中国飛人」の大ファンとなった。

ジュリエットは友人に頼んで劉翔の自宅住所を突き止め、ひとりで訪れた。対応した劉翔の父親は、トレーニングしている場所の住所をジュリエットに書いて渡した。彼と握手したい一心で、ジュリエットはひとり、厳しい日差しの下で2時間待った。このことを知った劉邦選手は、とても優しく対応した。だが、トレーニングのコーチが安全面を考慮したため、結局2人が「直接」接触することはなかった。

〇中国男子バレーチーム

日本人の双子姉妹は、中国男子バレーチームのスーパーファンとして有名だ。以前、中国対日本の試合では、和服を着て中国男子チームに声援を送った。特に、お姉さんは簡単な中国語を話し、5歳のころからバレーファンとなり、中国男子チームを20年間追っかけている。

双子の姉妹の日常生活は、決して楽なものではない。中国男子代表選手の試合を現地で観戦するために、2人は会社の上司に休暇を願い出るだけではなく、往復航空券と宿泊費も工面しなければならない。お姉さんはかつて、浙江男子バレーチームのホームがある紹興に20日間滞在したことがある。滞在費を節約するため、1日3度の食事をパンとインスタントラーメンでしのいだ。

中国男子バレーチームが日本人ファンを虜にしているのは、かなり昔からのことだ。報道によると、1980年代、汪嘉偉(ワン・ジアウェイ)ら中国男子バレー代表は日本人女性ファンから熱狂的に支持された。汪選手を一目見ようと、ホテルの全客室を貸し切った日本人ファンがいた。また、周建安(ジョウ・ジエンアン)の日本人ファンは、彼を追って日本から北京に飛び、さらに北京から成都に向かった。沈瓊(シェン・チオン)の日本人ファンは、さらに一枚上を行き、当時の仕事を辞めて「フルタイム・サポーター」となった。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)

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