2015年12月7日、韓国・ニューシスによると、韓国広報専門家の徐敬徳（ソ・ギョンドク）誠信女子大教授が、世界遺産に登録された軍艦島（長崎・端島）の真実を知らせるための動画を制作し、世界に発信している。

徐教授は同日、世界最大のインターネット企業「グーグル」の広告欄に、「日本政府は歴史歪曲（わいきょく）を中断しなければならない」との文言と、「軍艦の真実」と題する動画へのリンクを掲載したと明らかにした。動画は5分ほどで、「軍艦島をはじめとする『明治日本の産業革命遺産』が世界文化遺産に登録されて5カ月が過ぎたが、韓国政府と約束した『強制徴用』に関する説明はどこにも見当たらない」と主張している。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「政府がすべきことなのに！」

「彼のような人が真の愛国者だ」

「日本や米国の目を恐れて何もできない無能な韓国政府が本当に情けない」

「親日の韓国政府は今、教科書の国定化に熱を上げている。日本政府の歴史歪曲には全く興味がないし、もちろん支援もしない」

「朴大統領は何もしなくていいから、干渉だけはしないでほしい」

「国会議員ではなく、徐教授に税金を払いたい」

「朴大統領の怒った顔が目に浮かぶ…」

「日韓関係が悪化して困るのは韓国の方。日本の基礎技術がなくなったら、どれだけの企業が苦労するか…。感情的に行動するのは危険」

「このような活動はもっと早く始めるべきだった。軍艦島はもうユネスコへ登録された。それに、登録を承認したのは韓国政府だ」（翻訳・編集/堂本）