いよいよ、上海「碧沙水上楽園」がグランドオープン!これは、人が創り上げた一大傑作、人類の快挙である

Record China    2006年7月10日(月) 15時42分

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上海市奉賢の「碧沙水上楽園」が、2006年7月13日にグランドオープン。現在、最後の準備が行われている。

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上海市奉賢(フンシアン)の「碧沙水上楽園」が、この7月13日にグランドオープンすることが、2006年7月6日に行われた記者会見の席上で発表された。夏の暑い上海に、“ビッグ&グレイトな涼”を提供してくれる水上遊園地の開園とあって、上海市民をはじめ、周辺地区の人々の大きな注目を集めている。ところで、これら一連の写真を一目ご覧あれ! おそらく誰もが、あたかもそこに自然の海があり、自然の浜辺があるかのように錯覚をしてしまうことだろう。実に、それほどの雄大さ、迫力なのである。そして、驚くなかれ、それらはすべて、“人工”と“人造”の海であり、浜辺なのだ。さて、上海に、新しい“海”と“浜辺”を創りあげた、「碧沙水上楽園」は、東区、中区、西区の3つの区域に分かれている。まず、東区は、面積46.5万m2もある敷地に海水を流し込み、人造の「海」がつくられている。ここでは“海釣り?”などを楽しむこともできる。「碧海金沙」と呼ばれる東区の海水の色は、決して顔料で人工的に染めたのではなく(※こちらは “人工”ではない。この点もすごい!)、上海近辺の黄褐色をして濁っている海水を水門に通して流し込んでから、24時間かけて、天然の海水に含まれた不純物をじっくりと沈殿させ、さらに除菌処理し、疫病防止関連の審査基準を満たしてから、その澄んだ海水を中区の“海水浴場”に流すというシステムだ。だから、その名称の通り、「青い海、金色のビーチ」(碧海金沙)が実現されているのである。[(注)上海近辺の浜辺の砂は一様に黄褐色をしている。]中区の「海水浴場」は、敷地面積が68万m2もあり、こちらの深水区域ではなんと帆船を巡航させることもできるという。また、浅水区域では、ピーチに沿って、海南島(かいなんとう)より取り寄せたという熱帯植物の幅30mにもおよぶ緑地が広がり、南海の大自然も顔負けの“南方の海辺”を創り上げ、演出している。西区は、面積151.8万m2を有する遊覧船区域となっており、クルーザー用埠頭、モーターボート用埠頭などに分けられ、小型クルーザー20隻が同時に停泊できるスペースを確保している。ここでは、サーフィン、モーターボートなどの水上エンターテインメントを思う存分に満喫することができる。なんと “桁違いのスケール”の大きさである。旧約聖書の時代には、モーゼの前に「海が二つに割れた」が、21世紀の初頭、中国の民は、人工の「海を創り上げて」しまった。まさに、この「碧沙水上楽園」の誕生は、歴史的というより、人類の快挙といえるかも知れない。

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