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中国の世帯平均資産は1775万円、中央値636万円―中国紙

配信日時:2015年12月6日(日) 18時20分
中国の世帯平均資産は1775万円、中央値636万円―中国紙
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3日、中国家庭金融調査・研究センターはこのほど、2015年の最新の調査研究データを発表した。写真は上海。
2015年12月3日、中国家庭金融調査・研究センターはこのほど、2015年の最新の調査研究データを発表した。中国の今年の世帯資産の平均は92万元(約1800万円)だった。華西都市報が伝えた。

調査結果によると、今年の世帯平均資産は13年に比べて20.2%増加し、増加率は11〜13年の19.6%を上回った。調査対象となった世帯の資産には、金融資産、不動産、ビジネス資産、その他の資産が含まれ、金融資産の増加率が最大で59.4%に達した。こうしたデータが発表されると、ネットユーザーの間で熱い議論がわき起こり、多くの人が「(資産額が少なくて)自分が全体の足を引っ張っている」と感じた。

こうしたネットユーザーらの反応に対し、同センターの李鳳(リー・フォン)主席研究員(博士)は、「『平均値』はデータの集中ぶりを示す指標であり、世帯平均資産はすべての世帯の資産の合計を世帯数で割ったものだ。だが平均値というものは両極の数値の影響を受けやすく、圧倒的多数の世帯の実情を反映するとはいえないし、世帯資産が92万元以下だと全国平均より下になるというわけでもない」と説明する。

李博士の指摘によると、「全国の世帯資産の中くらいのレベルを反映するなら、『中央値』の方が指標として優れている。中央値とは、すべての観察値を上から下まで順番に並べた時に真ん中にくる数字を指す。当センターの大まかなデータによると、世帯資産の中央値は33万元(約636万円)で、資産額がこの数字を上回っていれば、全国の上半分以上に入ることになる」という。

李博士は、「資産の平均値と中央値との開きは、中国の貧富の差を反映するもの。中国には資産額が中産階級の最低水準に達しない成人人口が78.9%おり、貧富の差を縮小するには、貧困世帯への教育投資や資金面でのバックアップを拡大し、移転支出を増やすことが必要だ」と述べた。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/武藤)
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