中国ネットの「日本人は中国をうらやましく思っている」=日本ネットは「あの灰色の空を見たら、うらやましくない」と反論

Record China    2016年1月20日(水) 9時30分

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19日、中国のポータルサイトに掲載された記事で日本人は、中国をうらやましく思っていると指摘されたことについて、日本ネットからは反論コメントが相次いだ。イメージ写真。

2016年1月19日、中国のポータルサイトに掲載された記事で日本人は、(1)住民税や固定資産税を納める必要がない(2)人民元の価値が日本円より高い―などの理由から中国をうらやましく思っていると指摘されたことについて、日本ネットからは「あの灰色の空を見たら、何一つうらやましいことなんかない」などの反論コメントが相次いだ。

網易に載った記事は、「日本人は中国に好感を持ってはいないものの、口に出さないながらもうらやましく思っている」とし、その根拠として在留邦人の数が米国に次いで多いことを挙げた。日本人が中国に来たがっている理由としてはほかに、(1)駐車スペースや駐車場料金の問題が少なく、自動車の所有が容易である(2)ゴミ出しに悩む必要がなく、廃品回収に出せば逆にお金がもらえる(3)家庭の事情でしばらく職場を離れても、(仕事をきちんとこなせば)大きな問題にならないなど日本のように厳しく管理されない―ことを紹介した。円はここ数年の円安誘導などで対人民元比25%下落し、消費増税などで庶民の生活も苦しくなっていることから、「多くの日本人にとって、日本で稼いで中国で生活するというのも悪くない選択になっている」と分析している。

これについて日本のネットユーザーから「うらやましい」と思われたのは「党に逆らう人物を裁判なしで簡単に殺せるところかな」「政治家が傍若無人でジャイアン(暴君)なところ」程度。「大体、そんな居心地の良い場所だったら、外国に移住しないよ」「日本で稼いで中国で生活するのは余計なコストが掛かるような気がする」と否定的な声が支配的だった。日本人が中国に来たがる根拠については、「米国へは望んで生活の拠点を移す日本人も多いだろうが、中国へはビジネスとしてやむを得ず生活している日本人が大半だろう」とのコメントが代弁していた。(編集/長澤)

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