「帝国の慰安婦」著者の起訴、韓国の学者ら190人が反対の声明「学術的な議論が司法判断の対象になるべきではない」―仏メディア

Record China    2015年12月3日(木) 8時56分

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2日、AFP通信によると、慰安婦問題に関する著書「帝国の慰安婦」で元慰安婦の名誉を傷つけたとして著者である世宗(セジョン)大学の朴裕河(パク・ユハ)教授が在宅起訴されたことを受け、韓国国内の学者らが棄却を求める声明を発表した。資料写真。

2015年12月2日、AFP通信によると、慰安婦問題に関する著書「帝国の慰安婦」で元慰安婦の名誉を傷つけたとして著者である世宗(セジョン)大学の朴裕河(パク・ユハ)教授が在宅起訴されたことを受け、韓国国内の学者らが棄却を求める声明を発表した。

2013年に出版された「帝国の慰安婦」では、第二次世界大戦時の慰安婦について、自発的に慰安婦となった女性がいることや、日本兵との間に絆のような関係を結ぶ女性がいたことなどが書かれている。韓国の検察当局は同書は元慰安婦の名誉を傷つけるものであるとして、著者の朴教授を在宅起訴した。朴教授は2日に記者会見し、元慰安婦の名誉を傷つける意図はなかったと強調し、検察側は起訴するために、同書の中から文脈を無視した引用を行っていると批判した。また、韓国国内の学者やジャーナリストら190人が、学術的な議論が司法判断の対象になるべきではないと述べ、朴教授の起訴に反対する声明を発表した。(翻訳・編集/蘆田)

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