<南シナ海問題>フィリピン外相、「仲裁手続きは中国との友好を維持するため」=中国を「大切な友人」と説明―フィリピンメディア

Record China    2015年12月2日(水) 21時20分

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2日、環球時報はフィリピンメディアの報道を引用し、中国の南シナ海での領有権主張は国際法に違反するとしてフィリピンが訴えた裁判をめぐり、同国外相が「裁判は中国との友好を維持するためのものだ」との考えを示したと報じた。写真はフィリピンと中国の国旗。

2015年12月2日、環球時報はフィリピンメディアの報道を引用し、中国の南シナ海での領有権主張は国際法に違反するとしてフィリピンが訴えた裁判をめぐり、同国のロサリオ外相は「裁判は中国との友好を維持するためのものだ」との考えを示したと報じた。

フィリピンニュースサイト「InterAksyon」によると、同外相は先月30日に出した声明の中で「われわれは中国を大切な友人と考えている」と表明。仲裁手続きを求めた理由として、「中国との友好を維持するため」と説明している。

オランダ・ハーグにある仲裁裁判所は先月30日、5日間にわたる口頭弁論を終了し、「2016年のうちに判断を下す」との声明を発表。一方、中国外交部の報道官は今月1日の定例記者会見で「同裁判所に管轄権がないとの考えを繰り返し主張してきた」と強い反発を示した。(翻訳・編集/野谷

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