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30日、ストレスで発熱していたパンダの「シーシー」が安徽省淮南市の竜湖公園で元気な姿を見せた。
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2007年10月30日、ストレスで発熱していたパンダの「シーシー(師師)」が安徽省淮南市の竜湖公園で元気な姿を見せた。
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シーシーは9月下旬、四川省のパンダ繁殖研究基地から竜湖公園に1年間滞在するゲストとしてやってきた。しかし、今月22日ごろから突然エサを受け付けなくなり、水を口にするだけで、連日発熱の症状が。医師の診断によると、周囲にライオンやトラがいる環境と、気候の変化に適応できないストレスにより熱が出てしまったという。
淮南市第一人民病院と四川省のパンダ繁殖研究基地の医師団が共同でシーシーの治療にあたっていた。治療の甲斐あってシーシーは回復に向かい、29日夜には体温も正常に戻り、エサも食べられるようになった。
この日、シーシーは元気な姿を披露。現在、同公園ではパンダ館の建設が急ピッチ進められており、今週中にはシーシーも新居に移れる予定だという。(翻訳・編集/藤野)