海南テナガザルの生息数はわずか19頭、絶滅危機リストのトップに―海南省海口市

Record China    2007年11月1日(木) 9時21分

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10月、国際自然保護連合(IUCN)の霊長類専門グループと国際霊長類学会は海南省海口市で絶滅危機に瀕している霊長類25種のリストを発表した。現在、わずかに19頭が確認されるだけの海南テナガザルが絶滅危機リストのトップになった。

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2007年10月、国際自然保護連合(IUCN)の霊長類専門グループと国際霊長類学会は海南省海口市で絶滅危機に瀕している霊長類25種のリストを発表した。現在、わずかに19頭が確認されるだけの海南テナガザルが絶滅危機リストのトップになった。

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このリストは世界21カ国から集まった60人の専門家によって作成されたもの。隔年で更新され、今年が4回目の発表となる。報告書は霊長類の29%が絶滅危機に瀕していることを指摘、気候変化など悪条件が重なる中、対策を取らなければ多くの種が滅びるだろうと警告している。

現在、海南省は1600万元(約2億4300万円)を投じて、海南テナガザルの調査およびその生存環境の保護を行っている。調査で確認された個体は4年前より6頭増加しており、種の保存に希望が持たれている。(翻訳・編集/KT)

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