喫煙人口に低年齢化傾向、年間100万人近くがタバコ関連の病気で死亡―中国

Record China    2007年10月31日(水) 16時50分

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2007年10月、衛生部は『2007年中国喫煙管理報告』を発表。中国の喫煙者数は3億5000万人で、世界の喫煙者数の約3分の1を占めることが明らかに。喫煙・受動喫煙による健康被害は深刻で、肺ガンなどの病気による死者は100万人近いという。

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2007年10月、衛生部は『2007年中国喫煙管理報告』を発表した。同報告書によると、中国の喫煙者数は3億5000万人で、世界の喫煙者数の約3分の1を占める。毎年喫煙と関連のある病気での死者数は100万人近く、また受動喫煙の被害を受けている者は5億4000万人に上ると見られる。

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中国の喫煙者は年々若年齢化する傾向を見せている。喫煙者の平均年齢は1980年代の22.4歳から19.7歳にまで低下した。15歳以上の喫煙率は35.8%、男性は66.0%、女性は3.1%となっている。

喫煙、さらには受動喫煙による健康被害は甚大で、例えば夫が喫煙者の女性は肺ガン発生率が1.6倍から3.4倍にまで高まるという。禁煙は健康に確実にプラスの効果があり、30代で禁煙すれば平均余命を10年伸ばす効果があるという。また年を取ってからの禁煙も相応の効果があり、60代での禁煙でも平均余命を3年伸ばす効果があるとされている。(翻訳・編集/KT)

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