2015年11月26日、中国のインターネット上で、日本のある動物園がにわかに話題になっている。

その動物園は静岡県河津町にある「iZoo（イズー）」。先日、朝日新聞が同動物園の「ゴキブリの塔」を報じたことで、中国のネットユーザーの間でも話題になっている。ゴキブリの塔は高さおよそ80センチで、中には2000匹のゴキブリが生息している。ガラスなどの囲いは一切ないが、ゴキブリにとって暮らしやすい環境のため、逃げ出すことはほとんどないという。これらは、園内で飼育されている爬虫（はちゅう）類のエサになっているとのこと。

日本と同様、中国でもゴキブリは“嫌われ者”だ。中国版ツイッター・微博（ウェイボー）には、「ギャーー！！」「気持ち悪い」「悪夢がついに現実に…」「私、卒倒するかも」「鳥肌が立つちゃったよ」「日本人って…」といったコメントや、「見ている人を後ろからドーン！」「ドアを開けても出てこない。オタクみたいなもんか」「飛ばなきゃ怖くないよ」などのコメントが寄せられている。興味のある方は一度、訪れてみてはいかがだろう。（翻訳・編集/北田）