ピーター・チャン監督が感激!映画「最愛の子」が観客賞、山田洋次監督も絶賛―東京フィルメックス

Record China    2015年11月30日(月) 12時17分

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28日、第16回東京フィルメックスの授賞式が行われ、香港のピーター・チャン監督の「最愛の子」が観客賞を受賞した。

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2015年11月28日、第16回東京フィルメックスの授賞式が行われ、香港のピーター・チャン(陳可辛)監督の「最愛の子」(中国語タイトル:親愛的)が観客賞を受賞した。新浪が伝えた。

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「作家主義」を掲げ、アジアを中心に世界各国から思想と独創性を持つ作品を集める映画祭。28日に授賞式が行われ、「ラヴソング」「君さえいれば/金枝玉葉」など、数々の秀作ラブロマンスで知られるピーター・チャン監督の「最愛の子」が観客賞に選ばれた。

すでに香港に戻っているチャン監督は受賞を聞き、「今日は誕生日なので、最高のプレゼントをいただいた」と喜びのコメントを発表。観客が最も好む映画に選ばれたことについては、「自分の映画監督としての信念を再確認するのに、最もいい方法になったと思う」と語っている。

「最愛の子」では、「レッドクリフ」などで知られる美人女優のヴィッキー・チャオ(趙薇)が、完全なすっぴんで農村女性を演じるという大きな挑戦をしている。チャン監督によると、ヴィッキー・チャオを選んだ理由は、すっぴん出演を最初にOKした女優だったため。「ひひと口に『すっぴん』と言っても、たいていの女優は少しはメークをするものだ」と語っている。この映画祭では、ヴィッキー・チャオのすっぴん顔について「美しい」と受け止めてくれた日本の観客の反応が、「とてもうれしかった」と話している。

「最愛の子」については、日本の山田洋次監督も「中国の人々の生活が生き生きと描かれ、悲劇と喜びの織りなす変奏曲だ」と絶賛している。チャン監督によると、84歳になる父親や妹を含め、家族全員が山田監督の長年の大ファン。それだけに、中国版ツイッターでは山田監督とのツーショット写真を投稿し、感激の思いを語っている。

「最愛の子」は日本で来年1月16日から一般上映される。(翻訳・編集/Mathilda

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