日本の動物園にいるゾウの「はな子」を解放せよ!=英紙の報道に乗っかった中国メディアに、中国ネットが猛反論!

Record China    2015年12月1日(火) 7時27分

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28日、中国中央テレビによると、英紙デイリー・メールは、「日本の動物園に世界で最も孤独なゾウがいる」と伝えた。写真は折り紙のゾウ。

2015年11月28日、中国中央テレビ(CCTV)によると、英紙デイリー・メールは、「日本の動物園に世界で最も孤独なゾウがいる」と伝えた。

このゾウは井の頭動物園で飼育されている「はな子」。記事は、「はな子は2歳の時にタイから日本にやってきて以来、60年以上もの間、狭く四方をコンクリートの壁で囲まれた場所で孤独に過ごしてきた」とし、現在、はな子を別の施設に移すための署名活動が行われていることを紹介した。「動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)」の広報Elisa Allenさんは、「自然界ではメスのゾウは皆群れの中で生活しますが、はな子は1頭で狭い空間に閉じ込められています。日本政府はこうしたゾウの展示を止め、はな子が余生を安心して過ごせる場所に移すべきです」と話している。

これを伝えたCCTVは、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で「はな子に孤独のまま生涯を閉じさせてはいけない!同意する人はシェアを!」などと呼びかけている。

これに対し、中国のネットユーザーからは、「私がシェアしたらこのゾウさんは別の場所に移されるのか?夢でも見てるのか?」「われわれがシェアしたところでどうなる?日本人が見ているかどうかもわからないのに。意味のないつぶやきはするな」といった声や、「中国の動物園の動物たちはみんな幸せに暮らしている、とでも言いたそうだな」「動物園のゾウはみんなこんな感じでしょ。確かにかわいそうだけどね」「反対はしないが、まずは中国の動物園のゾウからじゃないか?」「バカじゃないの?その気があるなら、中国の動物園を全部閉鎖しろ」「日本にとっては余計なお世話。まずは自分のところから何とかしろよ」など、この話題を取り上げたCCTVに対する反論が多数寄せられている。(翻訳・編集/北田

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