日本がアジア太平洋地域のホテル投資の焦点に―中国メディア

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26日、「サヴィルズ」が発表した2015年第3四半期のアジア太平洋地域のホテルの販売・投資市場報告によると、アジア太平洋地域のホテル投資取引額は第3四半期、17億8000万ドルで、昨年同期から12.4%増加した。

2015年11月26日、不動産コンサルティングの「サヴィルズ」がこのほど発表した2015年第3四半期のアジア太平洋地域のホテルの販売・投資市場報告によると、アジア太平洋地域のホテル投資取引額は第3四半期、17億8000万ドル(約2200億円)で、昨年同期から12.4%増加した。このうち日本市場のホテル投資取引額は約5億1670万ドル(約630億円)で、アジア太平洋地域の総額の29.0%を占め、取引件数はアジア太平洋地域のトップとなった。国際商報が伝えた。

▼アジア太平洋地域の84.6%を占める東北アジア市場

統計によると、日本・韓国・香港・中国本土からなる北アジア・東アジア市場の第3四半期のホテル取引額は、アジア太平洋地域の総額の84.6%を占めた。

安定した透明な投資環境を持つ日本は、投資のリスクが比較的低い。また、日本は為替レート政策の調整とビザの規制緩和を進めており、アジアの観光客の人気も高まっている。第3四半期の日本の不動産投資信託と日本のホテルグループの取引額の大きさは、海外投資家の比較にならないものとなっている。

▼年間取引額は80億ドルから85億ドルに

統計によると、1月から9月までのアジア太平洋地域のホテル投資取引額は合計約58億ドルで、前年同期から13.0%減少した。

サヴィルズは、2015年のアジア太平洋地域のホテルへの年間投資取引額を80億ドルから85億ドルと見込んでいる。多くの中心都市の高級ホテルの収益率は引き続き縮小する見通しだが、その他の都市は落ち着いた動向を維持すると見られる。

投資家は今後も、日本やオーストラリアなどの中核市場への注目を保つ見込みだ。このほかインドネシアやモルディブ、インドなどの市場での取引の比率も高まっていくとみられる。

マクロ環境が好感され、日本のホテル投資市場は活発な取引を保つ見通しだ。年初から現在まで、日本の不動産投資ファンドやその顧客の業績は特に際立っている。1月から10月まで日本市場では合計80件近くのホテルの取引が行われた。(提供/人民網日本語版・翻訳/MA・編集/武藤)



   

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