CO2排出量ゼロ!夢の「環境都市」、開発計画が進む―上海市

Record China    2007年10月30日(火) 11時57分

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28日、上海市で市長・国際企業家諮問会議が開催され、CO2排出量ゼロの夢の「環境都市」として開発計画が進められている崇明島東端部についての発言が相次いだ。写真は崇明島。

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2007年10月28日、上海市で市長・国際企業家諮問会議が開催された。席上、多くの参加者が世界初の「環境都市」として開発計画が進む崇明島東端部について触れた。

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86平方kmの都市として開発計画が進む崇明島東端部だが、環境都市としてさまざまなプランが盛り込まれている。都市内の建築物は最高8階までと高さを制限、道路には十分な広さの歩道を設けるほか、バスは全て燃料電池車、電動オートバイ・自転車の使用も奨励するという。

また、リサイクルにも力を入れ、水の再利用システムを完備するほか、固体ゴミの80%をリサイクルして再利用する計画を立てている。エネルギー節約の方面では、海風を利用した風力発電を行うほか、有機ゴミの焼却場にも発電設備を備えるという。そして崇明島は最終的には世界初となる二酸化炭素(CO2)排出量ゼロの都市を目指すという。

諮問会議に参加した海外企業トップもこの開発計画を絶賛、都市計画から設計することで効率的なリサイクルが実施されることに驚きの声を上げていた。香港上海銀行のスティーブン・グリーン頭取は「もし崇明島モデルが成功すれば、世界の基幹都市にシステムが移転されることになるだろう」と期待を露わにした。(翻訳・編集/KT)

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