李克強首相の「鉄道外交」、クアラルンプールで再び成果―中国

Record China    2015年11月25日(水) 21時0分

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25日、中国の高速鉄道の「スーパーセールスマン」の役割を果たしてきた李克強首相がこのほど、一連のASEANサミット出席とマレーシア訪問の多忙なスケジュールの中で、中国の鉄道の海外進出を再び強力に後押しした。

2015年11月25日、中国の高速鉄道の「スーパーセールスマン」の役割を果たしてきた李克強(リー・カーチアン)首相がこのほど、一連のASEANサミット出席とマレーシア訪問の多忙なスケジュールの中で、中国の鉄道の海外進出を再び強力に後押しした。人民網が伝えた。

訪問終了と帰国をひかえた23日午後、李克強首相は、マレーシアのナジブ首相との会談で、中国側の技術とコストの優位性をマレーシア側のインフラ建設の必要性と結びつけ、マレーシア・シンガポール高速鉄道の建設やマレーシア南部への鉄道建設などのプロジェクトの展開を積極的に検討する方針を明らかにした。

この2日前、滞在中のホテルでラオスのトーンシン首相と会談した際には、李克強首相は、「中国・ラオス鉄道を建設し、地域協力と相互連携・相互接続のモデル事業とする」ことの必要性をアピールした。第18回中国・ASEAN(10+1)首脳会議に出席した際にも、李首相は、「アジア横断鉄道の建設を積極的に推進し、中国・タイ鉄道や中国・ラオス鉄道などの重大プロジェクトの年内の起工を目指す」ことを呼びかけた。

李克強首相は「鉄道外交」を強く打ち出してきた。大まかな統計によると、李首相は2014年、高速鉄道建設での協力の意向を12カ国に対して示した。李首相が今年年初に中国北車長春軌道客車株式有限公司(鉄道車両メーカー)を視察した際には、従業員らが李首相による「スーパーセールス」に感謝する横断幕を掲げた。(提供/人民網日本語版・翻訳/MA・編集/武藤)

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